冬至の日に柚子湯に入ることは、今でも親しまれている薬湯の風習のひとつですね。
柚子湯には、香り高いユズの皮を用います。ユズは、リモネンやα-ピネンなどを成分として含有し、抗菌、消炎、血行促進作用があるといわれています。ちょうど冬至の頃に悩まされるような冷え、ひび、あかぎれ、風邪などに効果があるとされています。誰でも親しめる柑橘系の香りの中に身を沈めると、とてもリラックスし、疲れた心と身体がゆっくりとほぐれていきます。
【作り方】 果実そのまま浮かべて、天然のアロマを楽しもう
ゆず湯は果実を丸ごと使います。柚子の爽やかな天然の香りを楽しみましょう。
柚子の実2~3個をそのまま浴槽に浮かべるだけで簡単に柚子湯を楽しめます。
香りが少ないようなら実の数を多くしてください。皮や実を切ったり、果汁を絞り入れると肌がぴりぴりする場合もあるので、注意してください。
※使用法については、ご自身の責任において行ってください。使用が不安な場合は、医師や専門知識のある人に相談しましょう。
おわりに
柚子(ゆず)は蜜柑と同じく、爽やかな香りがあるとともに、冬の乾燥した肌をしっとりさせる効果があります。柚子の皮に含まれるリモネンなどの精油成分が湯に溶け出し、皮膚の角質を膜で覆いお肌の水分を逃さないようです。
冷えにも美容にも効果的な柚子湯で本格的な冬を乗り切りましょう!
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