水曜日、週も中盤に差し掛かりましたね。
ボリューム満点の肉まきと、さらさらと胃に流し込めて体に優しい冷や汁そうめんを一汁一菜献立として組み合わせました。
オクラの豚バラ巻きは旬のオクラを丸ごと1本使います。塩、コショウのシンプルな味付けだからオクラのおいしさがダイレクトに伝わりますよ。
宮崎県の郷土料理の冷や汁は暑い夏にぴったりですね。本来ならばアジの干物を焼いて身をほぐしたものを使いますが、鯖缶で代用します。干物を焼く手間も骨を取る作業もいりません。
出汁と具材を混ぜ合わせるだけなので、すり鉢でする必要もありません。このレシピならば冷や汁を作るハードルがぐっと下がりますね。
ごはんに冷や汁をかけていただいてもいいですが、そうめんなら2分程で茹で上がってしまいますので、食べたいと思ったときにすぐ作れる手軽さが魅力です。
スーパーでも必ず見かける定番缶詰の鯖缶は、近頃たくさんの種類が出ていますね。レシピのレパートリーが広がる使いやすい缶詰ですので、ストック食材として備えておくと便利ですね。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今日使う下ごしらえ食材は「青ジソ(冷蔵)」と「豚バラ巻き用の豚肉(冷凍)」です。
「豚バラ巻き用の豚肉」は朝のうちに冷蔵庫へ移しておきましょう。
「鯖缶の冷や汁そうめん」の材料(4人分)
キュウリ・・・1本
塩・・・適量
青ジソ・・・全量
ミョウガ・・・2コ
味噌・・・50g
そうめん・・・8杷(400g)
[A]
練りゴマ(白)・・・大さじ3
すりゴマ(白)・・・大さじ3
[B]
水・・・2カップ
白だし・・・大さじ1
鯖缶(水煮)・・・1缶(190g)
刻みのり・・・適量
「オクラの豚バラ巻き」の材料(4人分)
オクラ・・・8本
レモン・・・1/2コ
豚バラ巻き用の豚肉・・・全量
塩、コショウ・・・各少々
サラダ油・・・小さじ1/2
ガスコンロで同時調理に挑戦!
この献立ではバーナー2つとグリルを使用します。
まずは冷や汁の出汁のベースとなる味噌をグリルで焼きます。短時間で香ばしく焼き色を付けたいときはグリルがおすすめです。高温の直火で焼くことができ、庫内は300℃以上にもなります。他にそうめんを茹でる鍋、オクラの豚バラ巻き用のフライパンを用意すれば準備万端。
オクラの豚バラ巻きは170℃で焼くとカリっとジューシーに焼き上がります。ガスコンロに温度調節機能がついていれば是非活用してみてください。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
料理を始める前に手順の確認を忘れずに!
まずはグリルで味噌を焼きます。味噌に焼き目をつけると冷や汁に香ばしさが加わり、おいしさが格段に上がりますよ。アルミホイルの器を使って焼けば後片付けが楽になります。
そうめん用のお湯を沸かしている時間を有効利用して野菜を切る、オクラに肉を巻くなどの準備を済ませてしまいましょう。
さあ、材料をすべて出して料理スタートです。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理が出来上がります。
あとは、食卓へ運んで出来立てを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてください。
郷土料理をアレンジ「鯖缶の冷や汁そうめん」
宮崎県の郷土料理の冷や汁を簡単に作れるレシピにアレンジしました。すり鉢はいりません。干物のほぐし身は最近注目されている鯖缶を缶汁ごと使って代用します。グリルで香ばしく焼いた味噌と練りゴマを合わせた出汁は香りもよく濃厚な仕上がり。青ジソとミョウガがたっぷり入るのでシャキシャキ食感も楽しめますね。
レモンでさっぱり!「オクラの豚バラ巻き」
旬のオクラを1本丸ごと使ったレシピです。豚バラ肉で巻くから蒸し焼きになったオクラそのものの旨味を味わうことができます。肉のボリューム感もあるのでオクラが立派なメイン料理に変身します。シンプルに塩、コショウの味付けですが、食べ進めていく途中でレモンをきゅっと絞れば豚バラ肉の脂をさっぱりといただけますよ。