火曜日は洋食の一汁一菜献立をご紹介します。
ほっこりと体が温まるシチューは寒くなってくると無性に食べたくなりますね。今日のチキンクリームシチューはなんとホワイトソースから手作りします。市販のルーで作るシチューよりもミルクとバターの香りが引き立ちます。
煮込み料理のシチューは、コトコト時間をかけて煮ることでおいしくなるイメージですが、15分でもしっかりおいしいシチューを作ることができますよ。
その秘訣は、週末にシチューに入れる野菜とホワイトソースを下ごしらえしておくこと!
今回のシチューには大根が入ります。シチューに大根!? と驚く方もいらっしゃるかもしれませんが、実はホワイトソースと好相性な食材です。ただ、切り方にはひと工夫が必要です。火通りよく、かつ食感もなくさない7~8㎜程度の厚さに切っておきます。
また、ホウレン草は下ごしらえで茹でておけば、できあがる直前に加えるだけでOKです。
難しいと思われがちなホワイトソースは、ホイッパーを使えばダマになることなく、上手に作ることができます。
これで、調理当日は煮込み時間たった8分で本格的なシチューが出来上がります。
グリルで香ばしく焼いたベーコンをのせたサラダとパンを食卓に添えれば、おうちでレストラン気分ですね。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
使用する下ごしらえ食材は「シチュー用野菜(冷蔵)」、「ホウレン草を茹でたもの(冷蔵)」、「ホワイトソース(冷蔵)」の3つです。
「ホワイトソース」は1/3量を冷蔵庫に、2/3量を冷凍庫に保存してあります。今日は冷蔵庫に保存してある1/3量の方を使いましょう。
ホワイトソースは一度にたくさん作って、小分けにして冷凍しておけば、自分好みのホワイトソースが気軽に使えて便利ですね。グラタンにしても、パンにかけて焼いてもおいしいですよ。
「チキンクリームシチュー」の材料(4人分)
ホワイトソース・・・1/3量
鶏モモ肉(唐揚げ用)・・・400g
[A]
塩、コショウ・・・各適量
白ワイン(または酒)・・・大さじ2
小麦粉・・・大さじ2
シチュー用野菜・・・全量
マッシュルーム・・・4コ
ホウレン草を茹でたもの・・・100g
水・・・2カップ
ブイヨン(固形)・・・1コ
塩、コショウ(白)・・・各適量
「レタスとグリルベーコンのシンプルサラダ」の材料(4人分)
レタス・・・100g
ベーコン(塊)・・・50g
[A]
砂糖・・・小さじ1/2
塩・・・小さじ1/3
コショウ・・・少々
酢・・・大さじ1と1/2
オリーブ油・・・大さじ3
クルトン・・・適量
粉チーズ・・・適量
ガスコンロで同時調理に挑戦!
シチューには大きい深鍋、サラダにはグリルを使用します。
サラダ用のベーコンは厚めに切ってグリルで焼きます。グリルの高火力を使えば表面を香ばしく、余計な脂を落としてヘルシーに焼き上げてくれます。フライパンで焼くよりも格段に香ばしくなりますよ。さらに、両面焼き水なしグリルなら上下の火で加熱してくれるので、途中で表裏を返す手間がなく時短にもつながりますね。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
今日は15分間でシチューを作ります。シチューを煮込んでいる時間にサラダを用意しましょう。
工程表はシンプルですが、どんな手順で作業するのか、確認をすることで調理の手がスムーズに進みます。
食材と調味料を手の届く場所に揃えて、調理を始めましょう。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理が出来上がります。
あとは、食卓へ運んで出来立てを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
ホワイトソースから作る「チキンクリームシチュー」
自家製ホワイトソースから作る本格的なシチューです。コトコト煮込むことでおいしくなるイメージのシチューですが、週末に下ごしらえしておくことで、煮込み時間8分でおいしいシチューを作ることができます。普段はメイン食材としてジャガイモを入れることが多いシチューですが、今回は大根を入れています。ホワイトソースとも良相性で、軽い仕上がりになりますよ。
「レタスとグリルベーコンのシンプルサラダ」
レタスとベーコンのシンプルサラダです。シンプルだからこそ、手抜きなく! ベーコンはグリルで焼いて香りをプラスします。香りも味わいに大きくかかわる要素です。グリルの高温で香ばしく焼き色をつけたベーコンは香りも食感も良く、サラダの主役に相応しい存在感です。ドレッシングは食べる直前に回しかけていただきます。