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自分でできるエアコンの掃除のコツ! ニオイやホコリ、カビをシャットアウトし省エネ効果も!

意外と見落としがちな、エアコンの掃除。特にエアコン内部に溜ったホコリやカビは、ニオイの原因になるだけでなく、空気中に放出されることで健康被害のリスクにも繋がります。また、汚れたままのエアコンを稼働すると、電気代が余計にかかってしまうことも。エアコンは、定期的にしっかり掃除をすることが大切ですが、複雑な構造の機械なので不安だという方も多いようです。エアコン掃除のコツを詳しく解説するので、ぜひマスターしてみてください。

エアコンはどうして汚れが溜まりやすいの?

エアコン内の空気の流れ
TOKYOGAS
エアコンは室内の空気を取り込み、エアコン内の熱交換器で温めたり冷やしたりして温度調節し、適切な温度になった空気をファンが風で室内に送り出す構造です。
汚れたエアコンのフィルター
PIXTA
エアコン内部にはホコリを取り除くフィルターがありますが、細かいホコリやチリはフィルターの網目を通過して、内部に入り込みます。この時、定期的に内部の掃除ができたら良いのですが、エアコンの構造は複雑で、フィンやファン、ルーバーなどは素人にはお手入れがしにくいもの。

結果としてお手入れができなかった期間分、エアコンの内部にはホコリや汚れが溜ってしまうのです。

エアコン内部はカビが繁殖しやすい環境

カビをシャーレで培養したところ
PIXTA
カビの発生には、温度・湿度・養分の3つの条件が必要ですが、実は、エアコンの内部はこの条件が揃いやすい環境なのです。

・温度
カビは約20~30℃で発生し、特に25~28℃の時に最も繁殖しやすくなりますが、この温度は人間が快適だと感じる温度と同じです。つまり、エアコン内部は1年を通してカビが増えやすい環境なのです。

・湿度
カビは湿度60%以上で発生し、80%を超えると急激に繁殖し始めます。例えば、エアコンの冷房や除湿モードでは、エアコンは室内の高温で湿った空気を吸い込み、エアコン内部のフィン(熱交換器)で熱を奪い、冷えた空気を室内に送り出します。この時、エアコン内部では温度差で結露が発生します。

密閉した空間であるエアコンの内部では、一旦発生した結露はなかなか蒸発できません。高い湿度が保たれることで、カビの繁殖に繋がるのです。

・養分
カビはホコリや汚れを栄養源にして繁殖します。エアコン内部は稼働中、常に空気が出入りするため、汚れやホコリが溜りやすいにも関わらず、構造が複雑で定期的に掃除しにくくなっています。カビにとっての栄養源が常にある場所なのです。

エアコンのカビを放置すると、健康への影響も・・・?

鼻をかむ女性
PIXTA
エアコン内部で発生したカビが風に乗って部屋の隅々に運ばれると、不快なニオイがしたり、部屋のいたる場所でカビが発生しやすくなります。また、エアコンから送風されたカビの胞子を吸い込むと健康被害を引き起こすリスクも。エアコンのカビが原因でアレルギー症状を引き起こすリスクもあるので、定期的なお手入れが必要です。

エアコンが汚れていると、電気代まで余計にかかる?

電卓でエアコンの電気料金を計算するところ
PIXTA
ホコリやごみがフィルターにつまっていると、うまく空気を部屋に送ることができず、冷暖房の効果が減る分さらに稼働しようとするので、エネルギーを無駄遣いしてしまいます。電気代節約のためにも掃除は必要です!

自分でエアコン内部の掃除をするときに必要な道具とは?

エアコンの掃除道具
PIXTA
エアコンを自分で掃除する場合に必要な物は以下の通りです。

・ビニールシート
・養生テープ※
・ポリ袋 (養生や汚れ受け用)※
・イスやスツールなど台になるもの
・掃除機(軽量なハンディタイプなど)
・専用クリーナー
・中性洗剤
・水を入れたスプレーボトル(クリーナーの洗い流し用)
・古い歯ブラシや綿棒
・雑巾
・乾いたタオル
・薄めの雑巾と割り箸
・ゴム手袋
・マスク、花粉症用のメガネ

※マスカーフィルムと呼ばれる養生テープと養生フィルムが合体した商品もあります。こうした便利グッズを使うのも手間が省けます。

エアコンを自分で掃除する時の注意点

エアコンを自分で掃除する時は、以下の点に気をつけましょう。

マスクや花粉症のメガネを着用

掃除中はホコリがたつので、気になる人はマスクやエプロンを着用しましょう。花粉症用のメガネなどもあると便利です。

イスやスツールなど、固定できる足場を用意する

エアコンの掃除は、高い場所での作業になる上に時間もかかるので、脚立や踏み台など、しっかりと固定できる足場を用意しましょう。椅子を使う場合は、キャスターが付いていないものを使ってください。足場が不安定だと、怪我に繋がる恐れがあります。

電子部品に水や洗剤をかけない

エアコンを掃除するところ
PIXTA
エアコンは複雑な構造の機械です。作業をするときは、電子部品に水や洗剤がかからないようにしましょう。奥まで掃除しようとして誤って電子部品に水がかかってしまうと、故障の原因になってしまうことも。ポリ袋や養生テープなどで機械部分は覆っておきます。清掃用のスプレーを使うときも同様です。

ドレンホースを事前にチェックする

エアコンのドレンホース
PIXTA
エアコン内で発生した水を排出する管をドレンホースといいます。掃除中に出た水も、ドレンホースを通って外に排出されます。ドレンホースが詰まっていると、汚れた水がエアコンの中に溜まり、水漏れに繋がる可能性もあります。

掃除をする前にはドレンホースを確認し、ゴミや葉っぱが詰まっていないかチェックしましょう。また、ドレンホース専用のクリーナーも市販されているので、活用するのも良いでしょう。

自分でできるエアコンの掃除方法とコツ

エアコンの掃除手順(イラスト)
TOKYO GAS
ここからは、自分でできるエアコンの掃除方法をご紹介します。

【自分でできるエアコン掃除 その1】前準備

エアコンとエアコンのコンセント
PIXTA
まずは、掃除中にエアコンが稼働してしまうと、感電や怪我をするリスクがあるので電源をオフにしてコンセントを抜きます。
エアコンを掃除するところ
PIXTA
また、ホコリが落ちやすくなるので、エアコンの下にビニールシートを敷くなどして部屋が汚れないようにしましょう。

【自分でできるエアコン掃除 その2】 フィルターを洗う

汚れたエアコンのフィルター
PIXTA
エアコンに設置されているフィルターは、内部にホコリが入るのを防止する役割があります。つまり、フィルターは1番ホコリが溜まりやすい場所なのです。2週間に1回を目安に掃除しましょう。
エアコンのフィルターを掃除するところ
PIXTA
パネルを開けてフィルターをはずします。この時、エアコンから取り外す前に掃除機でホコリを吸い取ってしまうと、ホコリが飛び散らなくなるので作業が楽です。

「ハンディタイプの掃除機」や、コンセントへの接続が不要な「コードレス掃除機」があると便利です。ホコリを吸い取ったらフィルターを取り外します。
エアコンのフィルターを掃除するところ
PIXTA
その次は、水洗いをしましょう。シャワーの水圧を使うと汚れが落としやすくなります。掃除機でホコリを吸い取るのとは逆に、裏側からシャワーをかけてください。※水洗いできないフィルターもあります。取扱説明書にてご確認ください。

水だけで汚れが落ちないときは、中性洗剤を薄めたぬるま湯にフィルターをつけて、古い歯ブラシを使って優しく洗います。フィルターの細かい目には意外とホコリが詰まっているので、きちんと洗いましょう。洗ったあとは、乾いたタオル2枚でフィルターをはさむように拭いて水気を取り、その後はしっかり陰干しをして乾かします。

この時、半乾きのままエアコンに設置してしまうと、カビの原因になるので、しっかりと乾かしてからエアコンに取り付けてください。

【自分でできるエアコン掃除 その3】 フィンの汚れを落とす

エアコンのフィン
PIXTA
次にフィルターを外すと見える、薄い金属の板が並んでいる部分「フィン」の汚れを落とします。ここは、空気の温度を変える役割があり、結露によってカビが発生しやすい部品です。

まずは、掃除機でフィンのホコリを取り除き、細かい汚れは歯ブラシや綿棒を使って落としましょう。その後、水で薄めた中性洗剤にひたしてから固く絞った雑巾で念入りに汚れを落とします。頑固な油汚れなどは、強いアルカリ性を持つセスキ炭酸ソーダ水を活用しましょう。割りばしに薄い雑巾を巻き付けて拭くと、奥の汚れまで拭き取れますよ。
エアコンを洗浄スプレーで掃除するところ
PIXTA
エアコン用の洗浄スプレーを利用するのも良いでしょう。スプレーをした後にしばらく放置しておくと、汚れがスルスルと落ちます。汚れが残っている部分は、軽くこするだけでお手入れ完了です。

ある程度汚れが落ちたら、最後に水拭きをして洗剤を拭き取ります。

【自分でできるエアコン掃除 その4】 ファンの汚れを落とす

エアコンのファンを掃除するところ
PIXTA
エアコンのファンは室内の空気を吸い込んだ後に温度調節した空気を部屋に送り出すといった、空気を循環させる役割を持った部品です。ここもホコリやカビが溜まりやすいので、掃除が必要です。

エアコンのファンは、自分で掃除することもできます。ただし何かの拍子に触ってはいけない部分を触ったり、濡らしたりしてしまうと故障に繋がります。難しいと感じたら、無理せずプロの業者に頼むのが良いでしょう。

まず目視できるホコリは、掃除機などで取り除きます。コードレスでハンディタイプの掃除機が便利ですが、無ければハンディモップや、割りばしの先端に薄い雑巾を巻きつけてモップ代わりに活用するのも一つの方法です。

ホコリを取り除いたら、風の向きを調節する役割のルーバーを取り外します。そうするとファンが現れるので、ファン専用の掃除スプレーを吹きかけましょう。この時、スプレーが電子部品にかからないように最新の注意を払います。予めビニールシートなどで養生しておくと安心ですよ。
エアコンのファンを専用スプレーで掃除するところ
PIXTA
ファン全体にスプレーがかかるように、手動でファンを回転させながらスプレーを吹きかけてください。全体にスプレーがかかったら20分ほど放置して、その後、古い歯ブラシなどを使って浮いた汚れを優しくこすり落とします。

最後に市販の洗剤を流す専用のリンスか、それがない場合は霧吹きスプレーで水を吹きかけます。洗剤が落ちたらタオルで軽く水気を拭き取ります。

【自分でできるエアコン掃除 その5】送風運転で内部を乾かす

フィルターが完全に乾いたのを確認して、エアコンにセットします。カバーなどを元に戻したら、3時間ほど送風運転を行いながら内部を乾かしましょう。

エアコン掃除の頻度は、◯年に1度が適切?

エアコンのフィルタを掃除するところ
PIXTA
エアコン内部の掃除は、1~2年に1度くらいの頻度が適切です。中には「自動お掃除機能」付きのエアコンもありますが、この機能でお手入れできるのは、前面の「フィルター」と呼ばれる部分のみ。内部までキレイにしてくれるわけではないので、内部は人の手で掃除をするしかないのです。

おわりに

一年を通してエアコンを使う機会は多いですよね。その分、気づかないうちにホコリを溜め込んでいる、なんてことも。定期的にお手入れして、いつも清潔に使えるようにしましょう!

エアコン内部の掃除は、プロによる【エアコンクリーニング】がオススメ

梅雨から夏、冬と使用頻度の高いエアコン。いざ使おうとしたらなんだかカビ臭い・・・という経験はありませんか?

エアコンクリーニング
※画像はイメージです。

カビの繁殖や汚れの蓄積を防ぐには、定期的に専門業者にクリーニングをお願いするのがオススメです。

東京ガスのハウスクリーニングは、自社研修を受けたプロが、フィルターやカバーはもちろんフィルターの奥にあるアルミフィンやファンについたカビ等の汚れも、専用の洗剤と高圧洗浄機を使って徹底的に洗浄してくれますよ!

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2021年03月25日

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