【春を感じる食べ物1】たけのこ
気温が暖かくなり始めると、かわいい頭をひょっこり出し始めるたけのこ。たけのこをおいしく食べられる期間はとても短く、頭が土から出るか出ないかくらいが食べごろだそうです。それを過ぎると、煮ても食べられないくらいに固くなり、立派な竹へと成長します。
たけのこ狩りに行って、自分で採った筍を調理して食べれば美味しさもひとしお。煮物にしたり、炊き込みご飯にしたり、さまざまな料理で楽しむことができます。
「旬の味は楽しみたいけど、たけのこのあく抜きがちょっと面倒」と感じたことはありませんか? 手間がかかるイメージのあるたけのこのあく抜きも、手順を覚えてしまえば意外と簡単です。基本のあく抜き方法やたけのこを使ったレシピもご紹介します。
【春を感じる食べ物2】山菜
春になると、さまざまな種類の山菜が採れるようになります。雪解けと同時に顔を出す「ふきのとう」や「たらの芽」「わらび」など、20種類以上もの山菜が採れるとか。
天ぷらやお吸い物、炊き込みご飯や炒め物など使い道も色々。種類が多いので、選ぶだけでも楽しめそうですね。
【春を感じる食べ物3】イチゴ
甘くて美味しいイチゴの旬は実は春。
この時期になるとイチゴを使ったスイーツも数多く発売され、目移りしてしまいますね。
旬のイチゴをよりおいしく、保存方法、洗う際の注意点や、イチゴの簡単でおいしいスイーツレシピもご紹介します。
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【春を感じる食べ物4】菜の花
菜の花はアブラナの花芽のこと。菜種油の材料になる品種もあり、ブロッコリーやカリフラワーなども同じアブラナ科の野菜です。
黄色く鮮やかな見た目の菜の花。おひたしは定番メニューですが、スープやパスタなどにしても美味しくいただけます。
【春を感じる食べ物5】新○○・春○○
新じゃがいも、新玉ねぎ、新キャベツ。春になると「新○○」な食材をよく目にしますね。他の季節に採れたものに比べ甘みがあるのが特徴。新玉ねぎは生でサラダにして食べても美味しく、春キャベツはこの時期甘みが増して美味しくいただけます。
新玉ねぎ
新玉ねぎは辛味が少なく、みずみずしいのが特徴です。新玉ねぎは、長期保存に弱いので、買ってから早めに食べきるようにしましょう。「新玉ねぎレシピ」をご紹介します。
新玉ねぎの甘みを! 春の「新玉ねぎ」レシピまとめ
新ジャガ
「新ジャガ」は、皮が薄いのと水分の多さが特徴。みずみずしくビタミンCが豊富な新ジャガは一年の中でも食べられる時期が限られています。そんな、旬の時期にしか楽しめない、「新ジャガレシピ」をご紹介します。
丸ごとホクホク! 春の「新ジャガレシピ」まとめ
春キャベツ
緑が濃く、巻きのゆるい春キャベツは、甘みとみずみずしさ、柔らかさが特徴です。そんな「春キャベツを使ったレシピ」をご紹介します。
春に味わう! 甘くて柔らかい「春キャベツ」レシピまとめ
【春を感じる食べ物6】桜餅
桜餅は春を感じる香り、味、食として親しまれていますね。
そんな桜餅、2種類のタイプがあることをご存知ですか?関東では、小麦粉を水で溶いて薄く焼いた生地で餡を包みますが、関西では小麦粉ではなく道明寺粉を使います。
道明寺粉は、千年以上も前に大阪の道明寺というお寺で発案されたそうです。もち米を蒸して乾燥させ、荒く挽いたもののことを言い、兵糧として用いられていたそうですよ。
最近では、関西関東問わず2種類の桜餅が売られますね。ぜひ一度、食べ比べしてみてはいかがでしょうか。
下記の記事もぜひチェックしてみてください。
桜餅は小麦粉と道明寺粉の2種類の生地がある? 葉は食べる?【関東・関西の違いと由来】
【春を感じる食べ物7】桜鯛(真鯛)
昔から日本人に愛されてきた桜鯛。桜鯛の正体は「真鯛」です。真鯛は3月〜5月頃にかけて、肌の色を鮮やかなピンク色に輝かせることから「桜鯛」と呼ばれるようになったそうです。
真鯛の中でも桜鯛は、産卵のために栄養を蓄えており、脂がのってとても美味しいと言われています。春到来を、鯛の塩焼きや鯛飯、鯛茶漬けなどで祝って、春を感じてみるのも良いですね。
「めで鯛」なんて言われるほど、日本人にとっては、特別な鯛。味も見た目も豪華で、お祝いの席なんかにもピッタリですよね。そんな、「鯛レシピ」をご紹介します。
祝い事にもピッタリ! 見た目も豪華な「鯛」レシピまとめ
おわりに
食卓で感じることができる、「春を感じる食べ物」を7つご紹介しました。出回る期間が短いことから少し値段が張るものもありますが、春到来のお祝いとして楽しんでみてはいかがでしょうか。