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【実態調査:子どもの勉強場所】小学生・中学生・高校生はどこで勉強してる?【東京ガス都市生活研究所】
お子さんはどこで勉強していますか? リビング、子ども部屋、自習室などの施設、どこで今時の子どもは勉強しているのでしょうか? 小学生、中学生、高校生、そして受験期とそれ以外で違いはあるのでしょうか? 子どもの勉強場所について、 【東京ガス都市生活研究所】の調査結果をご紹介します。
【子どもの勉強場所の前に】自宅での勉強時間はどれくらい?
最近の子ども達は、どれくらい自宅で勉強をしているのでしょうか。
東京ガス都市生活研究所の都市生活レポート「子どもの勉強実態と親の意識」によると、「受験期」か「受験期以外」かで、子どもの勉強時間は大きく違います。
東京ガス都市生活研究所の都市生活レポート「子どもの勉強実態と親の意識」によると、「受験期」か「受験期以外」かで、子どもの勉強時間は大きく違います。

出典:東京ガス都市生活研究所 都市研究レポート「子どもの勉強実態と親の意識」

出典:東京ガス都市生活研究所 都市研究レポート「子どもの勉強実態と親の意識」
上のデータは「自宅での平日の勉強時間」と「自宅での休日の勉強時間」を調査したものです。
「受験期」の子どもの自宅での勉強時間は、平日は6~7割が「1時間以上」、休日は4~6割が「2時間以上」でした。大学受験期では「3時間以上」勉強する子どもが約4割いました。
一方「受験期以外」では、小学生は8割近くが「1時間未満」でした。中学生は比較的長く、約5割の子が「1時間以上」です。
高校生では「1時間以上」の子どもが4~5割いる一方で、「全くしない」割合が約14%と、他の年齢に比べて二極化しているという結果でした。
ただし、これは「自宅以外の場所」での勉強時間が含まれていません。
自宅以外ではどんなところで勉強しているのか、以下に見てみましょう。
「受験期」の子どもの自宅での勉強時間は、平日は6~7割が「1時間以上」、休日は4~6割が「2時間以上」でした。大学受験期では「3時間以上」勉強する子どもが約4割いました。
一方「受験期以外」では、小学生は8割近くが「1時間未満」でした。中学生は比較的長く、約5割の子が「1時間以上」です。
高校生では「1時間以上」の子どもが4~5割いる一方で、「全くしない」割合が約14%と、他の年齢に比べて二極化しているという結果でした。
ただし、これは「自宅以外の場所」での勉強時間が含まれていません。
自宅以外ではどんなところで勉強しているのか、以下に見てみましょう。
自宅? 外の施設? どこで勉強してるの? 子どもの勉強場所は?

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学校や塾の授業を除いて、自宅以外ではどこで勉強しているのでしょうか?
その調査結果がこちらです。
その調査結果がこちらです。

出典:東京ガス都市生活研究所 都市研究レポート「子どもの勉強実態と親の意識」
受験期には、「塾や予備校の学習室」が自主的な勉強場所として人気があり、高校生になると、受験期でなくても自宅以外で勉強する子どもが増えています。

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特に女子高校生ではその傾向が強いようです。それでは、女子高校生は自宅外のどこが勉強しやすいのでしょうか? その結果は以下のとおりです。

出典:東京ガス都市生活研究所 都市研究レポート「家で子供が過ごす部屋」
「図書館」や「学校の自習室」は昔からの定番ですが、「塾の自習室」「飲食店」も挙げられています。
インタビューでは、「カフェ勉」「マック勉」などと呼んで、頻繁に飲食店を活用している様子も見られました。テレビや漫画などの誘惑がない環境や、友人同士で教えあいながら勉強できる環境に魅力があるようです。
インタビューでは、「カフェ勉」「マック勉」などと呼んで、頻繁に飲食店を活用している様子も見られました。テレビや漫画などの誘惑がない環境や、友人同士で教えあいながら勉強できる環境に魅力があるようです。

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一方で、「自宅以外で勉強することはない」と答えた子どもが、受験期以外では4~7割、受験期でも2~3割見られました。特に、普段の宿題や復習などは自宅でやる子どもが多く、やはり自宅での勉強環境をどう作るかは大切だと言えそうです。
自宅での勉強について、もう少し詳しい調査結果を見ていきましょう。
自宅での勉強について、もう少し詳しい調査結果を見ていきましょう。
子どもの自宅での勉強場所とは? どの部屋が勉強しやすい?
昨今、教育雑誌等では「リビングで勉強」といった勉強法が推奨されています。
実際に、今どきの子どもたちはどこで勉強しているのでしょうか? その調査結果がこちらです。
実際に、今どきの子どもたちはどこで勉強しているのでしょうか? その調査結果がこちらです。

出典:東京ガス都市生活研究所 都市研究レポート「子どもの勉強実態と親の意識」
普段の宿題などをやる部屋は、小学生では約8割、中学生では約5割の子どもが「リビング」という結果でした。
その一方で、受験勉強や定期試験のための、いわゆる試験勉強をする部屋は「子ども部屋」の割合が高くなります。
その一方で、受験勉強や定期試験のための、いわゆる試験勉強をする部屋は「子ども部屋」の割合が高くなります。

出典:東京ガス都市生活研究所 都市研究レポート「子どもの勉強実態と親の意識」
また、年齢が上がるにつれて「子ども部屋」で勉強する割合が高くなります。これは、子どもに部屋が与えられているかどうかにも関係があると考えられます。
子ども部屋はいつから必要なのかについては、以下の記事もご覧下さい。
子ども部屋はいつから必要なのかについては、以下の記事もご覧下さい。
おわりに

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今どきの「子どもの勉強場所」について、小学生、中学生、高校生、受験期とそれ以外の調査結果をご紹介いたしました。子ども部屋の用意などの参考にしてみてください。
あわせて読みたい
リビングvs子ども部屋でメリット・デメリット比較! 「勉強しやすい環境」の作り方とは?

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2018年02月28日
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