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季節のお風呂:6月『どくだみ湯』 十薬とも呼ばれ多くの効能を持つどくだみは初夏におすすめ!

その特有の臭いから敬遠されがちなどくだみですが、実際は多くの効能をもつ薬草として知られています。今回はそんなどくだみを使用したこの季節にぴったりの薬湯をご紹介します。

最終更新日:2023.5.26

目 次

どくだみ湯に使う「どくだみ」とは?

6月 どくだみ湯

TOKYOGAS

どくだみは、家の裏などに群生し、ジメジメとした梅雨の季節に可憐な白い花を咲かせます。葉を摘むと姿に似合わない臭いにおいを放ちます。

10以上の効能をもつどくだみは日本の三大薬草のひとつ

どくだみの葉

PIXTA

どくだみは生薬名で十薬(じゅうやく、または重薬とも書く)と呼ばれ、解毒作用のある生薬として用いられます。健康茶としての人気も高く、高血圧や動脈硬化の予防に、デトックスにと飲む人も多いです。

「どくだみ湯」の効能

入浴する親子

PIXTA

どくだみは消炎、抗菌作用があるため、お風呂に用いれば、あせも・湿疹などの吹き出物、水虫・かぶれに効果があるといわれており、汗をかき始める夏の初めにぴったりなお風呂になります。

【作り方】どくだみ湯

ご自宅の庭や道路端に大量にある場合は、ぜひ試してみてください。生のどくだみの葉が無い場合は、「どくだみ茶」で代用も可能です。

どくだみ湯の作り方

TOKYOGAS

1. 生の茎や葉を水洗いして、適当な大きさに刻みます。

2. 布袋(ガーゼの袋、ティーバッグ等)に詰め、浴槽に入れて水から沸かします。
 落とし込み式の浴槽では、湯がよくあたるところにおきます。

3. 袋の中の成分を揉み出しながら入浴すると効果的です。

※使用法については、ご自身の責任において行ってください。使用が不安な場合は、医師や専門知識のある人に相談しましょう。

おわりに

抗菌や消炎効果があるどくだみは、ニキビや吹き出物などのお肌のトラブルの予防にもピッタリ! これからの季節にオススメなお風呂です。

  • この記事監修者

    東京ガス都市生活研究所

    東京ガス都市生活研究所

    社会の変化や都市に暮らす生活者についての多面的な調査・分析を実施。将来のライフスタイルやニーズを予測し、生活者が豊かな暮らしを創造するための情報を提供するとともに、さまざまな提言を行っています。

    東京ガス都市生活研究所

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公開日:2016.3.27

最終更新日:2023.5.26

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