【一の重】お子様にも人気のお節料理の定番!「伊達巻」

玉子焼きフライパンで黄金色にかわいく焼き、仕上げます。甘すぎず、優しい味です。
「伊達」の由来は華やかさや派手さと言われており、また、形が巻物に似ているため文化や知識の発展を願うものとされています。
【一の重】無病息災を願う祝い肴をアレンジ♪「珈琲黒豆」

祝い肴の「黒豆」をアレンジしました。丁寧にやわらかく煮上げます。
黒豆は、黒く日焼けするくらいマメ(勤勉)に働き、マメ(丈夫で元気)に暮らせるように、という意味が込められています。
【一の重】甘くてホクホクのきんとんは子供も大好き!「かんたん! 焼栗きんとん」

きんとんは漢字で「金団」と書き、黄金にたとえて金運を願う縁起物です。
両面焼きグリルでサツマイモを蒸し焼きにし、材料を混ぜ合わせるだけ。栗の甘露煮も一緒に焼くと香ばしさが加わり美味しさUP!
【一の重】小さくても尾頭付き! 豊作を願う「ピリ辛田作り」

祝いの席でよく聞かれる「尾頭付き」。漢字の通り、頭から尾までついていることで、「はじめからおわりまで全うする」という意味で縁起物として用いられています。
紹介するレシピは、豆板醤を加えて作る甘辛の田作りです。ゴマの風味がポイントです。
【一の重】縁起物の昆布とゴボウを使った「牛肉と昆布の鳴門巻き煮 ごぼうの煮物ごま化粧」

昆布は「喜ぶ」の言葉にかけ、縁起物とされています。また、「子生」の漢字をあてて子孫繁栄を願ったものともいわれています。
また、牛蒡は細く長く地中にしっかり根を張るので、ごぼうのように家や家業が代々続くように、という願いが込められた縁起物です。
牛肉の旨味とコクが、昆布の味を引き立てます。
【一の重】紅白でおめでたいかまぼこを洋風にアレンジ「ブルーチーズかまぼこ」

おせちに定番のかまぼこが、ワインにも良く合うお洒落な味わいに。
半円形のかまぼこの形が初日の出の形に似ているということでおせちに用いられています。
紅は魔除け・白は清浄を表しており、また紅白でおめでたく縁起が良いとされています。
【一の重】赤身の豚ひき肉とケシの実の食感が楽しい「豚肉の松風焼き」

豚肉の赤身を使ってコクのある松風焼きを、ダッチオーブンで手軽にやわらかく仕上げます。
松風焼きとはけしの実を表面にふって焼いた、ひき肉やすり身などを使った焼き物のことで、表はけしの実がふってあるのに裏は何もなく寂しいところから、「うら寂しい松風の音」とたとえてこの名がついたといわれています。
転じて、裏が無い=隠し事などなく正直であるということで、縁起物としておせちに入れられているようです。
【一の重】五穀豊穣を願った祝い肴「くるみごまめ」

ごまめは「田作り」ともよばれ、「五万米」という当て字とともに、五穀豊穣を願う意味が込められています。
サッと作れる定番おせちの一品。くるみを入れたバリエーションでご紹介します。
【二の重】甘辛いタレと爽やかなゆずの香りが合わさった「ブリの照り焼き ゆず風味」

脂ののった旬のブリをフライパンで手軽に照り焼きし、爽やかなゆずの風味でいただきます。
鰤は、成長するにつれて名前が変わる出世魚で、縁起が良いとされお正月料理に使われることが多い魚です。
【二の重】縁起の良いエビをゴマ風味で味付け「海老の利久煮」

くるりと丸まった赤い海老で、おせちに華やかさを添えましょう。胡麻の風味がアクセントです。
見た目の華やかさはもちろんですが、エビに火を通して丸まった姿を老人に見立てて「腰が曲がるまで長生きできるように」という願いが込められているそうです。
【二の重】身の紅白でおめでたさを演出!「焼き海老」

エビは正月につきものです。めでたい赤い色に焼き上げます。
【三の重】手間のかかる煮物もダッチオーブンなら火加減いらず!「鶏と根菜の旨煮」

お正月にかかせない煮物を、火加減いらずのダッチオーブンで作ります。
【三の重】しっかり味のしみ込んだ煮物はどんな場面でも大活躍「根菜の煮物」

野菜の旨みたっぷりの煮物です。煮汁が残らないように煮上げるとおせち料理としてもおすすめです。
【与の重】紅白なますに昆布や松の実などを加えた「長寿なます」

6種類の具材でつくる彩りのよいなますです。